神奈川県管工事業協同組合青年部 〒243-0432 神奈川県海老名市中央3-3-12
TEL(046)292-3555 FAX(046)292-3551

 
 平成24年9月7日〜8日で第3回災害復興ボランティアに行ってまいりました。
 今回の南相馬市は、今年の春まで避難区域のため立入が制限されていた小高区という地区です。
 作業は当初ガレキ撤去と伺っていましたが、当日「草刈り」に変更となりました。
 作業は高台の指定場所で行いましたが、作業の休憩中にご近所の方がみえていろいろお話を伺うことが出来ました。
 皆さんは現在、避難場所から昼間だけ片付け等で来ているそうです。夜間は立入制限があると聞きました。
 南相馬市は津波の被害だけではなく、原発事故の被害者であるという事を再認識されられ、複雑な思いです。

 今回は作業中の昼休みに30分程現地を視察して参りましたので、その際の写真も少し掲載します。

南相馬市ボランティアセンター到着
 
まずは水のペットボトルを搬入
毎回ですが喜ばれます
センター隣の小高区役所に設置された
モニタリングポストの数値です
 
作業前の役割分担と内容説明
この日は今まで最高の100人来訪
作業現場へ向かう途中の車窓です
どこも草だらけです
神社の入口周辺も草だらけ
長く立入が制限されていた印象です
 
作業前センター長から指示があります
かなり広範囲の草刈りです
作業前と終了後に黙祷
このすぐ下で数百人が亡くなりました
作業開始です
慣れない作業で戸惑い気味の部員達
 
草は背丈ほどにまで伸びていました
茎も太くなっていて切りにくい!
時間が経つにつれ作業効率アップ
慣れてきたようですね
切る→運ぶの繰り返し
時々作業を交代します
 
草ぼうぼうだった場所が
少しずつ綺麗になっていきます
こちらももう少しです
3区画を分担して作業しています
予定より早く終了しました
合計で約700uくらいでしょうか
 
周辺を視察しました
被害を受けて手つかずの建物
防波堤は津波で破壊されていました
直ぐ横の集落は基礎だけ残ってます
こちらも基礎だけが残った家です
耐圧盤の上に堤防の残骸が…
 
基礎だけの家の向こうに
二本の松が残っていました
このように壊れた車が数多く
残っています
作業終了後に撮影しました
皆さんお疲れ様でした

[閉じる]